レポート課題の数だけレポートが存在します。
ただ、どんなレポートも「合格する型」に当てはめて書くことで必ず合格でき、しかも早く完成します。
まず、形式面については「序論、本論、結論」に分けましょう。序論ではテーマと問い、本論では節を立て、結論では要約と答えを書いてください。
ただ、この形式で書いても不合格となることもあります。形式に問題がなくても、内容が不十分だからです。
内容面については、本論の「客観性」に気を付けましょう。
レポートは内容が正しいだけでは合格できず、それが本当に正しいかを読み手に示さないといけません。そのため、レポート本文にテキストや文献から要点を引用する必要があります。
また、主張を述べる際は私見や感想という主観ではなく、必ず根拠がある考察を加えます。これらはテキスト内容をもとにした主張かどうかで区別されます。
例えば、文学系のレポートを書く場合、まず「文学史」について述べます。著者はどの時代に生まれ、誰の影響を受け、どんな思想の持ち主かを説明します。
その上で著作を解説することで、作中人物の言動に「学術的な気づき」が生まれます。この気づきは事前に述べた文学史を反映したものなので、単なる感想を越えた考察だと理解されます。
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