文献内容をまとめて理解しようとしてはいけない理由

文章は小さな単位から理解する

通信制大学を卒業するには、どれだけ難しい勉強をしないといけないかと身構えている人は少なくありません。少し取り組んでみたものの、勉強方法が分からないので、「自分には無理だ」と決めつけてしまうのです。

 

ただ、通信制大学を卒業するには、あなたが今まで行ってきた勉強方法を応用させるだけで十分です。

 

このページでは、誰でも実践できる文献の読解方法について解説します。

 

レポート初学者ほど、テキストや文献を通読し、全体的な内容を理解しようとします。

 

当たり前ですが、内容が難しいテキストや文献であるほど、通読することによって難易度は上がります。章をまたぐと細かい内容を忘れてしまい、論理構造が不明瞭になるからです。

 

そこで、文献内容をまとめて理解しようと考えるのではなく、小さな単位で理解することが大切です。

 

極端な話、どんなに難解な文章でも、読点(。)から読点までの「1文」さえ理解できないということはありません。1文であれば、意味を調べるなどしてなんとか理解できます。

 

ただ、こうした文の集合が文章なので、「文が理解できて文章が理解できない」ということはあり得ません。文を理解できたら段落、段落を理解できたら章というように、少しずつ理解できる範囲が広がります。

 

したがって、文章は段落や章という小さな単位で意味を考え、次の単位との繋がりを意識して読み進めることで、難解な内容でも理解できるようになります。

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