参考文献についての考え方

指定文献を優先する

レポートを書くために使用した文献を「参考文献」といいます。

 

レポートを書くための知識を仕入れるので、レポートの質は参考文献で決まると言っても過言ではありません。最適な参考文献を見つけられたら、その時点で合格したも同然なのです。

 

言ってしまえば、レポートは参考文献を探せるかどうかが勝負なので、参考文献についての考え方を学ぶことは重要です。

 

参考文献は指定文献を優先してあたります。

 

指定文献とは、レポートを書く上で有用かつ重要なために大学に推奨された、いわば「第二のテキスト」です。多くの場合、科目ごとに数冊指定され、「履修要綱」に掲載されています。

 

そのため、テキストと指定文献だけで十分な情報が手に入る場合も多いです。

 

ただ、なかには分かりづらい文献も指定されており、一概に最良の参考文献とは言えません。このような場合、思い切って指定文献をあきらめ、自分の裁量で他の文献を探す必要があります。

 

このとき最も重要なポイントは、読みやすさです。 目次や索引からレポート課題に関するページを探し、少しだけ読んで判断します。これを繰り返し、3冊ほど分かりやすい文献を用意します。

 

注意点は、学術書以外選んではいけないことです。

 

参考文献とはその名の通り、レポートを書く上で「参考」に値する文献を指します。読みやすさを重視するあまり、資料集や児童書を選択する人がいますが、これらは学術書ではありません。

 

そのため、参考文献は学術書が中心となる大学図書館で探すことがベストです。

参考文献は購入する必要はない

参考文献は図書館で借りたり、コピーを取るのが一般的です。

 

課題で指定されていない限り、購入する必要はありません。

 

レポートを書く度に購入するのは現実的でなく、中身を見ずにネット購入するのは失敗のもとです。

 

注意点は、レポートを提出するまでは手元に置いておくことです。十分に理解できたからと言って返却してしまう人がいますが、後で確認する機会が必ずあり、そのときに再度借りられるとは限りません。

 

よくあるのが、文献表を作成する際、必要な情報が分からないパターンです。

 

参考文献はあなたの文章の根拠なので、レポートの最後の文献表に記載します。

 

文献表には「著書、著者、出版年、出版社、ページ数」を記載しますが、これらは文献が手元にないと作成できません。必要な情報は本文の最後のページに載っているので、コピーの際は忘れずに取るようにしてください。

 

冊数については、レポート課題で指定されていない限り、体裁として3冊は載せたいところです。一部でも参考にしていれば記載できるので、引用した文献はもちろん、テキストを含めて一度でも読んだ文献はすべて記載しましょう。

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