通信制大学でうまくいかないときのマインドセット

絶対に合格したいレポートほど不合格になる理由

レポートには合格か不合格しかありません。そのため、一生懸命書いたレポートが不合格になることもあります。

 

このとき、結果をどう受け止めるかが重要であり、通信生の真価が問われます。

 

このページでは、レポートの再提出に対するマインドセットについて解説します。

 

通信制大学で勉強していれば、「絶対に合格したい!」と思ってレポートを提出することもあります。このようなレポートに限って不合格になるのは、きちんとした理由があるのです。

 

「絶対に合格したい!」と思うのは、「これ以上勉強したくありません。」と言っているのと同じです。

 

ただ、本当に勉強していたら内容が気になるので、続きを勉強することにも楽しみを見出せます。そのため、合格したいのは当然として、「続きが気になる!」と思うまで勉強しなければ、勉強量は不十分なのです。

 

このような人ほど、不合格になったときに過剰に落ち込みます。なかには、すべてを否定されたような気になり、1日中凹んでいる人もいます。

 

ただ、冒頭にも書いた通りレポートには合格か不合格しかないので、不合格になることもあります。不合格になったからと言って、何かペナルティがあるわけではないので、実際には問題ないのです。

再提出という最高の学び

そのため、レポートが不合格になったときは、「勉強の機会が増えて得した」と思うようにしましょう。

 

これは、気休めでもなんでもありません。

 

なぜなら、再提出の過程で忘れかけた知識を取り戻すことができます。また、自分のレポートに何が足りなかったかにも気付くことができます。

 

この学びが、他のレポートにも必ず活きます。

 

実際に、合格したレポートは見返すことなどありません。運良く受かった分必ず苦労するので、大局的に見ればその合格はあまり意味がないのです。

 

私の場合、3回目や4回目でやっと合格したレポートもあります。ホチキスが通らないほど分厚くなりましたが、このときの勉強によって、卒業まで役立つ知識や考え方を獲得しました。

 

「合格したい!」と思うのは当然ですが、再提出は最高の学びです。

 

このように勉強の本質を捉えることで、精神的な負担を減らすことができます。

関連ページ

通信制大学ではどのような勉強が行われるか?
通信制大学の勉強の特徴について紹介したページです。
通信制大学で単位を取り続けるために必要な思考
通信制大学で単位を取り続けるために必要な思考について紹介したページです。
通信制大学で力を注ぐ勉強と抜く勉強を見極める
通信制大学で力を注ぐ勉強と抜く勉強を見極める方法について紹介したページです。
通信制大学で努力の方向性を正す方法
通信制大学で努力の方向性を正す方法について紹介したページです
大学通信教育におけるレポートの位置づけ
大学通信教育におけるレポートの位置づけについて説明します。
通信制大学は普通の大学とは別物である
通信制大学は普通の大学とは別物である理由について説明します。

HP 通信制大学 レポート学 指導実績 メルマガ講義