大学通信教育に向かない人の特徴

言い訳だらけの通信制大学

大学通信教育は「成功」と「失敗」が明確に分かれます。たとえ何年かかっても卒業できれば成功で、卒業できなければ失敗です。

 

このようにゼロサムの世界ゆえに、通信制大学には言い訳や綺麗ごとが蔓延しています。

 

努力できない人ほど、「勉強にやりがいを感じている」と言い、最終的に「学びたいことを学べた」と言って退学していきます。

 

ただ、学びたいことを追求するのが大学です。その証が「卒業」なので、こういう人は本質を理解する前に勉強をやめています。

 

私は動機づけ理論を専攻したので分かりますが、人間のやる気は儚いものです。数年間も独学を続けられる人の方が特殊なのです。

 

ただ、通信生はこの特殊性を身に付けなければなりません。自分の中の凡人性を一つ一つ排除して、卒業時には別人にならないといけないのです。

 

そこで、このページでは、大学通信教育で失敗する人の特徴を教えます。

「なるべく早く」こそ至高の計画

通信制大学で失敗する人の特徴は、計画を立てるのが大好きな人です。まだ何も分からないうちから細かく計画を立てて、何ヶ月も先の話を始めます。

 

このように言うと、計画的に感じるかもしれませんが、現実味がない計画を立てても意味がありません。翌週には早々に計画倒れを起こすので、「自分は計画通りに行動できない人間だ」という意識を植え付けるだけなのです。

 

そもそも今やるべきことをきちんとやっていれば、数ヶ月も先など真剣に話す気になりません。現時点でまったく見えない話をするくらいなら、単位に繋がる行動をした方が良いからです。

 

また、「いつまでに完了すれば良いですか?」という質問をする人も要注意です。こういう人はどれだけ行動を先延ばしできるかが知りたいだけなので、本当の意味で計画的ではないからです。

 

成功する人は「なるべく早く」がベストアンサーであることを理解しており、このような質問は決して口にしないということを認識してください

1歩目と0歩目を勘違いすると失敗する

結局のところ、このように先回りして計画を立てる人は、自ら喜んで遠回りしています。

 

例えば、レポートについて、自分は一切書く前から構成や内容について聞いてくる人がいます。こういう人は有益な情報をもらっても知識がないので真意を理解できず、アドバイスを活かすことができません。

 

そのため、たとえ間違っていても、まずは文章を書くしか道はありません。

 

たたき台なくして次の発見はないので、1歩目と0歩目を勘違いした人は必ず失敗するのです。

 

このようなわけで、必要以上に計画を立てる人は成功できません。計画は目の前の1科目、それも直近でやるべきことだけ分かれば十分なので、計画と行動の順序を逆にしてください。

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