アウトラインの最終段階である節立て
アウトライン作成の際は、レポート課題の要件を把握し、テーマや問いをもとにしたストーリーを序論、本論、結論に落とし込み、最後に節立てをします。
つまり、節立てはアウトラインの最終段階であり、下書きに直結するステップです。
レポートは論理的で説得力ある文章なので、テキスト理解と考察という過程を経て、段階的に結論を導きます。問いに対してどのような観点からアプローチし、どのような順序で文章を展開するかを決めましょう。
これを示すのが節なので、レポートでは本論に節を立てる必要があるのです。
節は、説明項目や考察へ移行した際に作る文章のまとまりです。テキスト理解を示すには様々な説明項目が必要になり、それらを材料にして考察の方向性を決めます。
このように結論を出すには、いくつもの節を経由する必要あります。節は結論へ至るスモールステップであり、文章内容を直接的に決める要素なのです。
ここまで読めば、節を立てずに一続きの文章でレポートを書くことが、いかに無謀か理解できると思います。
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