試験は「合格」より「受験」が重要
通信制大学で単位を取るには、試験を受験して合格する必要があります。
「試験」と言うと、合格しないといけないと考えますが、通信制大学の試験において最も重要なのは、合格することではありません。
試験を受けることです。
通信生の目下の目標は、毎回試験会場に足を運び、試験を受験することなのです。
このように言うと、とても意識が低い話をしているように感じますが、決してそんなことはありません。通信生にとって試験を受けることは、誰でもできる当たり前のことではないからです。
実際に、多くの通信生はやる気を失い、そこから抜け出せなくなっています。1科目受験はおろか、最後に試験を受けてから数年間経っている人もいます。
逆に言えば、毎回試験を受けている人は、誰に言われなくても普段から勉強し、期日までにレポートを提出する超優秀な通信生だけです。
ここまで読めば分かりますが、試験を受けるにも、ノウハウがあります。通信制大学で単位を取り続ける人は、試験を受ける重要性を骨の髄から理解しているのです。
1科目でも試験を受け続ける重要性
通信制大学で完全にやる気を失った人は、簡単には抜け出すことができません。
かつて私もほとんどこの状態にいましたが、なんとか踏みとどまり、立て直すことができました。
そのキッカケは、1科目だけでも試験を受け続けたことです。
もちろん、試験問題が分からなければ、その時点で試験終了です。問題を読む3秒間で、3ヶ月間という時間が無駄になってしまうのです。
この度に大きく後悔し、「次こそは最大限受験しよう!」と決意しました。これにより、次第に思考が変わり、受験科目が増えていきました。
ただ、もし試験を受けていなければ、キッカケとなる後悔も決意もありません。受験科目数が1と0では大違いなのです。
このようなわけで、やる気を失った状態から抜け出すには、1科目でも試験を受けることが重要です。そのためには、期日までにレポートを提出することが必須であり、そこから始める他ないのです。
関連ページ
- 通信制大学の入学から卒業までの勉強概要
- 通信制大学の入学から卒業までの勉強概要について説明したページです。
- 卒業所要単位を踏まえたレポートの科目選択
- 大学通信教育の勉強の特徴について紹介したページです
- 科目選択から単位取得までの流れ
- 科目選択から単位取得までの流れについて説明したページです。
- 履修科目を選ぶ3つのポイント
- 履修科目を選ぶ3つのポイントについて説明したページです。
- 通信制大学でスムーズに単位を履修するセオリー
- 通信制大学でスムーズに単位を履修するセオリーについて説明したページです。
- 持ち込み可の科目を最優先して履修する理由
- 持ち込み可の科目を最優先して履修する理由について説明したページです。