自分の言葉で述べる理由
レポートの文章は完全オリジナルである必要があります。テキストや文献と同じ内容を述べる場合も、表現方法は変えないといけません。
この点が難しいところで、なかにはテキストをコピペしたり、複数の文献の文章を繋ぎ合わせる人がいます。
ただ、こうした文章は必ず不合格になります。「自分の言葉」で述べられていないので、双方向のコミュニケーションが成立しないからです。
なぜこのようなことが起こるかと言うと、根本的にはレポートの認識が間違っているからです。
レポートは根拠がある者同士の対話です。
対話では他人の意見をオウム返しにすることはできません。自分と相手の意見が同じでも、必ず「自分の言葉」で表現します。
レポートも同じです。テキストや文献の表現で述べるのではなく、自分の言葉で説明する必要があるのです。
「自分の言葉」に直す方法
自分の言葉で述べられない理由は、テキストや文献の文章表現が記憶に残っているからです。この状態で書き始めると、どうしても読んだ文章を再現しようとしてしまいます。
そのため、読みながらや直後に書くのではなく、まずは文章を忘れることが重要です。
1時間ほど文献から物理的に離れ、何か他のことをしましょう。
これによって文章表現の細かい記憶はなくなり、重要な内容だけが残ります。この状態になって初めて自分の言葉でアウトプットできるようになるので、レポートの下書きを初めてください。
重要なことは、インプットの際に複数の文献を読むことです。多くの情報から重要な内容が残り、それらが自然とミックスされるので、完全オリジナルの文章となるからです。
このようにしてテキストや文献の文章を自分の言葉に直し、根拠がある者同士の対話が可能になります。
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