集中力を高める練習
「集中」とは意識を一箇所に集めることです。集中すると一時的に能力が高まるので、集中力こそ成功の秘訣と言えます。
このことは、集中したときと同じ状態を人工的に作ることができれば、集中力など関係なく常に良いパフォーマンスを発揮できることを意味します。結局のところ、集中力は先天的に決められた能力ではなく、後天的にいくらでも鍛えることができるのです。
そこで、私が講義を受ける際、「集中状態」を作るために実践している練習方法を紹介します。
講義中は、雑談も含めてすべてノートに取りましょう。
どんなに汚い字でもイラストでも良いので、一言たりとも書き逃さない気持ちが重要です。
普通に聴いていたら、100分間も集中力を保つことは難しいです。ただ、この方法なら無理なく、しかも気持ち良く集中状態を維持できます。
この勉強法の効果は、次の3点にまとめられます。
内容を深く理解する
当然話すペースの方が早いので、普通に書いていたら追いつかなくなります。そこで、話の趣旨やポイントに着目するようになり、普通に聴いている人より深く理解できます。
分かることと分からないことが明確になる
理解できる情報量が増えるので、それらの相互関係にも気付けます。その日のうちに別のノートに清書することで別の角度からも発見があり、体系づけられた知識となります。
気持ち良く勉強できる
そもそもなぜ集中力が続かないかというと、根本的には脳が疲れるからです。手を動かすことでこの負担を分散し、気持ち良く学ぶことができるので、次回のやる気にも繋がります。
他にも、理解が深まることで他の科目への関心が広がります。ぜひ実践してください。
関連ページ
- 文献読解と文章作成の理想的なバランス
- 文献読解と文章作成の理想的なバランスについて説明したページです。
- 自分のやる気を自由自在にコントロールする方法
- 自分のやる気を自由自在にコントロールする方法について説明します。
- 最小限の勉強時間でレポートを書くための勉強の順序
- 最小限の勉強時間でレポートを書くための勉強の順序について説明したページです。
- 講義を聴く集中力を高めるコツ
- 講義を聴く集中力を高めるコツについて説明したページです。
- 目標別に切り替える集中学習と分散学習
- 集中学習と分散学習について説明したページです。
- 予習と復習の目的と効果
- 予習と復習の目的と効果について説明したページです。
- 仕事と勉強を両立するタイムマネジメント
- 仕事と勉強を両立するタイムマネジメントについて解説します。
- モチベーションの基本原理
- モチベーションの基本原理について説明したページです。
- 通信制大学のための動機づけ理論
- 通信制大学のための動機づけ理論について説明したページです。
- 努力が成果として現れる「成果の法則」
- 努力が成果として現れる「成果の法則」について説明したページです。
- 長期学修に必須となる「レミニセンス現象」の知識
- 長期学修に必須となる「レミニセンス現象」の知識について説明したページです。
- 通信制大学における正しい努力の判断基準
- 通信制大学における正しい努力の判断基準について説明したページです。
- 大学通信教育における図書館利用の重要性
- 大学通信教育における図書館利用の重要性について説明したページです。
- 参考書より効率良く通信制大学のレポートを学ぶ方法
- 参考書より効率良く通信制大学のレポートの書き方を学ぶ方法について説明したページです。