やる気の基本原理
通信制大学を大局的に眺めたとき、成功の本質は小手先のテクニックではありません。成功するまであきらめない、不屈のモチベーションです。
当たり前ですが、あきらめなければ成功しかありません。やる気を維持して、行動し続けることが何より大切なのです。
そこで、やる気の基本原理について説明します。
まず、やる気を待ってはいけません。
やる気は最初からあるものではないので、待っていても生まれないからです。「何もせずにいたら、ある日突然上がった」ということは絶対にないので、注意してください。
そのため、やる気が出たら勉強しようという考えは間違いです。どうしたらやる気が出るかを考えなければならないのです。
やる気は、「ある条件」によって生まれます。
それは、行動することです。
意外かもしれませんが、やる気の源は頭の中にはなく、行動の中にあります。そのため、実際に行動することで、じわじわと湧いてくるという特徴があります。
これは、やる気の本質の1つに達成感があり、達成感は自分自身の行動を通じて得られるからです。
逆に言えば、自分は一切動かずに、他者からやる気をあやかろうとしても意味がありません。
例えば、スクーリングで「周りが頑張っている」状況を目の当たりにすると、一時的にやる気は上がります。ただ、それは幻覚であり、1人になった瞬間にいつもの自分に戻ってしまいます。
これは、やる気の必須条件である「行動」が欠けていることが原因なのです。
したがって、通信制大学においては、「実際にレポートに取り組む」ことが、やる気を刺激するポイントです。
実際に行動すると、最初は気乗りしなくても、じわじわとやる気が湧いてきます。これはスクーリングのような一時的なものではなく、習慣づけに必要な感覚となります。
このようなやる気を追求する科学的な方法は多く存在するので、悩んでいる人は教育心理学から学んでください。
ただ、やる気の本質はシンプルです。
それは行動であり、実際にレポートを書くことです。たったこれだけのことなので、今日から行動に移しましょう。
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