レポートの形式と内容はどちらが重要か?
レポートが不合格になる理由は、たったの2つしかありません。「形式」か「内容」に問題があるためです。
「形式」とは学術論文としてのルール、「内容」とは論述の方向性や深さです。このうちどちらかが不十分の場合、レポートは不合格になります。
ただ、どちらが重要かと言えば、圧倒的に「形式」です。
レポートはいくら内容が良くても、形式が間違っていたら合格できません。
例えば、小学生の作文のように、最初から最後まで段落がない一続きの文章は、たとえ内容が正しくても不合格となります。また、箇条書きや表という文章以外の表現方法も認められず、赤字や下線、太字などの記載もNGです。
多くの人はこうした形式について学ぼうとせず、どのような内容でレポートを書こうかと考えます。これは、形式について学ぶことを時間のロスと考えているからです。
ただ、何年経っても1年目のようなレポートしか書けない人が続出し、結果的により多くの時間をロスしてしまいます。
形式を学べば、最小限の勉強時間でレポートを書ける
このページを読んでいる人に知ってもらいたいことは、レポートの形式を重点的に学ぶことは、かえって時間の節約になるということです。
例えば、私が予備知識が何もない、まったく初めての分野でレポートを書くとします。自信を持って言えることは、半日あれば完成できるということです。
これにはコツがあるので、特別に教えます。
文献の読み方です。
簡単に言えば、情報をインプットしながら、どうアウトプットするかを考えます。ポイントとなる文章を見つけ、「この部分を問いにして、全体を組み立てられないだろうか?」というように、レポートの完成形をイメージします。
これには、形式の知識が欠かせません。
このようにレポートの形式を把握することで、インプットとアウトプットを同時に行えます。これにより、最小限の勉強時間でレポートを書くことができるのです。
あなたは服を着るとき、必ず一番上のボタンからかけると思います。最初のボタンをかけ違えてしまったら、絶対にうまく着れないからです。
レポートを学ぶ際も考え方は同じです。最初に学ぶ内容が抜け落ちていたら、その後いくら頑張っても結実しません。
あなたの勉強の順番は正しいでしょうか?
もしレポートの形式に疑問点があるなら、今すぐこのサイトから学んでください。メルマガ講義でも解説しているので、無料登録して学びを加速してください。
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