レポートを提出しない人の特徴
通信制大学には、それなりに勉強しているのに、ほとんど単位が取れていない人がいます。そういう人は単位を取れない理由について「完璧な状態に仕上がっていないから」や「もっと深く学びたいから」などと言います。
正直な話、このような人は何もやっていない人より質が悪いです。レポートを芸術作品と勘違いしているので、永遠に完成することはありません。
このような言い訳が飛び出すのは、失敗を過度に嫌う心理が根底にあります。不合格になることを失敗と捉えているので、提出に踏み出せず、いつまでも書き直しているのです。
ただ、成功した人の中で、失敗したことがない人は1人もいません。
人間は失敗からしか学べないので、そもそも「失敗をゼロにしよう」という思考が間違っているのです。 特に、レポートは大学で初めて学ぶので、初学者は必ず失敗します。
したがって、レポートが不合格になること自体は何も悪くありません。上記の人が正すのは、スキルではなくマインドセットなので、このページを最後まできちんと読んでください。
大学図書館に通ってください
レポートを多く提出している人には、決定的な特徴があります。
提出期限に関係なく、レポートを進めていることです。
多くの人は、レポート提出期日と同時に完全燃焼してしまいます。レポートから解放されたと考え、次の期日が迫るまで新規のレポートに手をつけようとしません。
しかし、レポート提出期日を過ぎたからと言って、レポートの手を止める理由は皆無です。結局のところ、レポートをすべて提出しないと卒業できないので、期日の前後でペースを変えてはいけないのです。
それでは、そのためのモチベーション管理について説明します。
答えは、大学図書館に行くことです。
入館すれば分かりますが、多くの大学生が勉強しています。そのため、「自分も勉強しないといけない」という気持ちになり、何度も通ううちに基本的な意識が高まります。
その結果、通信生としての自覚が芽生えます。自分が大学生であることを再認識し、今までサボっていた時間を本気で後悔するようになります。
このようなことがないと勉強習慣は身に付かないので、大学図書館はモチベーション面で大きな収穫があります。
図書館にはすべての答えがある
図書館通いの収穫は、モチベーションだけではありません。
他の場所に比べて、圧倒的にレポートがはかどります。
通信制大学には教えてくれる人がいないので、「何が使えるか」というリソースの差が勉強の質に直結します。
特に、レポートの質は文献で決まります。課題に即した文献を見つけられれば、そのレポートは合格したも同然なのです。
大学図書館にはこの文献が揃っています。
そのため、大学図書館にはレポートのすべての答えがあるのです。
このように、勉強のモチベーションやリソースをすべて補完できる大学図書館は、通信生にとってまさに教室です。毎日通えば必ず卒業できるので、仕事帰りなどに立ち寄ってみてください。
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