努力が成果として現れる「成果の法則」

成果の法則

多くの人は、結果は行動で決まると考えます。そのため、思考について考える人はほとんどいません。

 

ただ、これは間違いです。勉強に限らず、努力が成果として現れるプロセスは決まっているので、成果の法則について解説します。

 

成果は「思考→行動→結果」という順序で現れます。

 

正しい思考に基づき、適切な行動が生起し、良い結果が生まれます。あらゆる成果は、この「成果の法則」に基づいています。

 

当たり前ですが、努力の方向性が間違っていたら、良い成果は生まれません。そのため、結果は行動で決まるのではなく、正しい行動はどのようにして生まれるかについて本気で考える必要があるのです。

 

それにも関わらず、多くの人は、成功している人の行動を真似しようとします。ただ、「なぜその行動を起こしたのか」という思考は、行動を見ても分かりません。

 

そのため、行動を真似しても意味がありません。ここに、2番煎じが成功できない理由があります。

 

このようなわけで、成功している人は「なぜその行動をしたのか」を理解することが、成功への最短距離だということを認識してください。

真似すべきは行動ではなく思考

通信制大学において、このことが顕著に表れるのが「スクーリング」です。

 

通信制大学を卒業する人もそうでない人も、「スクーリングに行く」という行動をします。ここに差はありません。

 

ただ、行動の思考である「受講目的」は様々です。

 

多くの人は単位のことしか考えていません。皆と同じように出席すれば良いと考え、着席した時点で満足します。

 

これは、成功している人の行動を真似していることになります。

 

ただ、実際に卒業した人の中で、そのような意識でスクーリングを受ける人はいません。単位を取るのはもちろんのこと、その講義を「今後に活かす」というテーマを独自に掲げています。講義に潜っている人は、その典型です。

 

こうした思考を真似せず、行動を真似したら、スクーリングでしか勉強しない人になってしまいます。一方、思考を真似すれば、勉強のペースを落とすことなく卒業できます。

 

このようなわけで、思考が違えば、同じ行動でも結果が変わります。

 

真似すべきは行動ではなく、思考です。

 

卒業生の思考を徹底的に盗んで、卒業を勝ち取ってください。

 

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